錦眼鏡余話3:No111
テニスの試合 

都庁の部長Mさんから
11月4日(月)、立川のルーデンステニスコートで午後1時から
仲間とテニスをすると連絡が入りました。
テニスが終わったら、
いつものように立川で食事をかねて飲み会もありますと言うことでした。
 
4日は、3連休の最後の日です。
 
私は前日の3日(日)、午後1時20分からテニスレッスンがあります。
いつもより気合いを入れて、
ボレーやサーブを真面目にやっておこうと思いました。
 
前回の仲間との試合は8月でした。
当日は残暑が厳しい中でのテニスでした。
場所は、有明の森テニス公園のコートでした。
コートは、思いのほか球足が速かったのを覚えています。
 
不慣れなコートでしたが、不思議とサーブが入ったのを覚えています。
サービスエースが面白いように決まりました。
自分でも驚くほど狙ったコースに入りました。
それに球速もありました。
 
テニスレッスンで、
そのときのタイミングや打ち方を思い出そうとしましたが、
すっかり忘れてしまっていました。
たまたまのまぐれだったのだと諦めることにしました。
 
11日(月)、
立川のルーデンステニスコートに着くと、
部長のMさんがオムニコートで練習している姿がありました。
「あれ、今日はオムニコートでやるのかな」と不思議に思いました。
いつもなら、
アスファルトの上にちょっとした加工を施したハードコートなのです。
 
コートの中に入ると、
今日は、都の職員仲間でテニスの同好会のようなサークルを
結成している人たちと試合をするというのです。
これも、おもしろい企画だなと思いました。
 
いつも試合をしている仲間とは違って緊張感がでます。
私はSさんと組むことになりました。
Sさんは、運動神経の大変いい人です。
それに思い切ったサーブを打つ人です。
脚の衰えた私を補ってくれるはずです。
 
試合が始まると、
予想通り、私がミスって、Sさんがカバーする展開になりました。
ジュースになることが多かった試合でした。
私が落とすと、Sさんが取り返すという展開でした。
最後は、私が何とか持ちこたえてゲームを取ることが出来ました。
 
相手の女子チームとも試合を行いました。
若い女の子は、
軟式テニスをやってきたと思われるサーブを打ちました。
下から思い切ってボールに回転をかけてきました。
ところが、彼女は右利きなので、
ボールの曲がる方向が左利きの私にはフォアにきます。
難なくボールを捕え、前衛のいないコースへリターンを返すことができました。
 
終わってみたら、4−2で我々チームの勝ちでした。
 
合計5試合をやりましたが、4勝0敗。
 
最後の1試合は試合途中で降雨のためにとり止めになりました。
ところが、最後の試合は8割がた負け試合でした。
原因は、大雨の前で視界が極端に悪くなったことにもありました。
最近、テニスレッスンでも、視力の衰えを感じています。
コーチがエンドラインから打ったサーブのボールが急に視界に入るような感じです。
雨の降りそうな天気のなか、緊張感がなくなりました。
そのためにボレーが不正確になりました。
なかなかラケットに気持ちよくヒットしません。
 
体力の衰えを感じた5試合でした。
淋しいけれど仕方ありません。
 
昨年は、12月からテニスレッスンを休会しました。
今年も寒さのために、
そろそろ休会するか辞めるかを選択する時期になりました。
老いには勝てない選択です。