新聞を読んでいると、「宇宙:がっこう」というコラム欄がありました。
タイトルが記事の内容を読む気にさせました。
タイトルは、ちょっと長いものでした。
「来年は満月より明るい彗星が見える?」
というものでした。
そんな馬鹿なと思いつつ記事を読みました。
そう言えば、
今年2012年の最大の天体ショーは、5月21日の金環日食でした。
それでは2013年の天文現象は?
新聞のコラム欄をもとに、
12013年の予想される天体ショーを紹介したいと思います。
最も期待されるのは、大彗星の接近だそうです。
彗星は長いしっぽを持つ「ほうき星」として知られています。
「ほうき星」と言うと、どことなくロマンチックな感じを受けます。
「彗星(ほうき星)」と「流れ星」は、まるきっり違うものですが。。。
ここでは混乱するので取り上げません。
ロマンチックな感じを受ける彗星(ほうき星)ですが、
その実態は「汚れた雪玉」なんだそうです。
凍った水にダスト(宇宙のちり)が含まれたものだそうです。
彗星は、太陽の周りを楕円軌道で回っています。
太陽に近づくと、氷から水蒸気へと一気に昇華して噴出します。
そのとき、ダストも一緒に流れ出します。
来年、見える彗星のひとつは、「パンスターズ」という名の彗星です。
ハワイの研究所が中心に進めている「パンスターズ」とう太陽系小天体の
探索プロジェクトが昨年6月に発見した彗星だそうです。
この彗星は、来年3月11日に太陽に最も接近することが分かっています。
日本から見えるのは、そのあとになります。
「パンスターズ彗星」は、
地球から観測されるときの楽観的な計算だと、「マイナス6等級」になると言われています。
金星の明るさが「マイナス4.7等級」と言われていますので、
金星より明るい彗星になるわけです。
もう一つ、今年9月に発見された「アイソン彗星」が
来年の11月に見えると言われています。
11月29日に太陽に非常に近づき、その後、裸眼で見えるほどになり、
最後は満月をしのぐ明るさになる可能性が高いというのです。
ワクワクしますね。。。
満月はマイナス12.7等級だそうです。
予測通りになったら、昼間でも見える彗星となるでしょう。
ところが、「アイソン彗星」は楕円軌道があまりにも太陽に接近するので、
蒸発や崩壊する可能性も指摘されているそうです。
そうすると、「アイソン彗星」の明るさは、期待外れになってしまうそうです。
彗星の明るさの予測は非常に難しく、本当に計算通りになるとは限らないそうです。
来年、予想通りの明るさをもった彗星の出現を期待して待ちたいものですね。
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