錦眼鏡余話2:No42
町 内 会  
 
小笠原から帰ってきたら、地域で暮らすために町内会に入ろうと、
妻と話していました。

昨年9月下旬に戻ってきて、さっそく町内会に入会しました。
私たちが入った町内会は、二宮町内会です。
町内会へ入ろうと決めた最大の理由は、3・11のような非常災害のとき、
地域と結びついていることが大切であることを知ったからです。

地域社会と結びついていないと、地域の情報を得ることができないこと、
また、非常災害時に、どこへどう動いていいか具体的に分らなくなります。

二宮町内会は、町名で言うと、二宮と二宮東、それに平沢の
一部地域に住む人たちで運営している住民自治組織です。

防災・防犯・交通安全・環境美化・清掃など、
日々の生活の中で発生する様々な問題を解決する役割を担っています。
A4サイズ用紙で裏表印刷された「二宮町内会たより」も発行されています。
「二宮町内会たより」では、
その時々の町内会の活動の様子が写真で紹介されています。

入会すると、早々に回覧板が隣の家から回るようになりました。
回覧板の表紙には、回覧板を回す順番が書かれています。
私たち世帯は、二宮町内会16区の2組だそうです。
2組は、全部で9世帯です。

私の住んでいる隣近所は、
20ほど前に出来た新しい住宅5世帯で構成されていますが、
町内会に入会したのは、残念ながら我が世帯だけです。

二宮町内会16区には区長さん、それぞれの組に組長さんがいます。
そのうち、組長が順番で回ってくるようになるのかもしれません。

5月27日(日)には、地域環境美化の活動がありました。
当日、8時に区長さんのところに集合です。
軍手を持って、10分ぐらい余裕をもって2人で出かけました。
地域で活動していなかったので、
知っている人は、隣家のSさんと横側の家のOさん(奥さん)の二人だけでした。
でも、8時までの数分間、組長さんとも話が出来ました。

自分たちの家の周りで、汚れている場所を清掃することになりました。
私は妻と2人で、横側の家のOさんと3人で、
家の間を流れている小川の掃除をしました。
小川と言っても、普段は水が流れていません。
周囲から雨水が流れ込むようになっていますが、
大雨のときでも水は地面に浸み込んでしまうためか流れていません。
ただ、両側がコンクリートで固めてあって、周囲より低くなっているために
風で吹き飛ばされたビニル袋などが落ちています。

日頃Oさんの旦那さんが小川に降りて清掃してくれているためか、
ゴミもほとんどありませんでした。
ところが、数センチの雑草がところどころに生えていました。
妻の情報によると、
Oさんの旦那さんは、時々除草剤も撒いてくれているようです。
私もそれを聞いて、Oさんの奥さんにお礼を言いました。

「私の家に除草剤があるので、これから撒きましょう」
妻が大きな声で、Oさんの奥さんと話して、私の方を見ました。
私は慌てて、物置の中から噴霧器を出して、除草剤(液体)を入れて小川に降りました。

両家の間の小川を2回除草剤を撒くと、噴霧器が空になりました。

環境美化に出かける前に、汚れていなかった軍手がいつの間にか黒く汚れていました。

次回の活動は、6月17日8:00からです。
次回は、他の班と「春の防災訓練」だそうです。
避難訓練や消火訓練、応急救護訓練、情報伝達訓練、安否・安全確認訓練、
それに給食、給水訓練もあります。

訓練は午前11に終わる予定です。