昼食が終わって、電車で移動です。
浜松町から新橋まで山の手線に乗りました。
新橋駅から「ゆりかもめ」で芝浦埠頭駅へ行きました。
芝浦埠頭駅からレンボーブリッジの遊歩道までは、歩いて6分ほどです。
首都高の橋げたの横を通っていくと、遊歩道の入り口がありました。
エレベーターでのぼって、歩き始めようとすると、
以前、Tさんと来た時と周りの景色が違います。
立ち止まって、しばらく考えました。
思い出しました。。。遊歩道は2本あるということを。
サウスルートの「お台場側」と、ノースルートの「晴海側」です。
今、立っている側はノースルート(晴海側)のようです。
Sさんにどちらを歩くか相談しました。
高層ビル群がよく見えるサウスルートの「お台場側」を歩くことにしました。
利用したエレベーターを降りて、逆側のエレベーターへ回りました。
レインボーブリッジの遊歩道は、全長1.7キロだそうです。
二人で歩き始めました。
遊歩道のすぐ脇を、車が高速で走っています。
絶えず、橋が揺れているのを感じながら歩きました。
「ゆりかもめが橋の真ん中を通っているんだ。」
Sさんが通り過ぎていく「ゆりかもめ」を見つけました。
しばらく歩くと、展望台に出ました。
展望台は、遊歩道が橋の橋脚を巻くように車道から外れ、
海に突きでた所にあります。
見晴らしがいい場所です。
そこで、写真を撮りました。
目の前には、2色に塗られた東京タワーがビルの谷間から首を出しています。
今日は天気が良くないために、都会の高層ビル群が霞んでいます。
更に歩いていくと、中央の展望台に出ました。
この展望台では、6年ほど昔、
映像クラブ会員のTさんと、レンボーブリッジの係員に叱られたことがあります。
遊歩道入り口で、「カメラの三脚は使用禁止」と言う張り紙を読んだにもかかわらず、
人通りがないことをよいことに、二人で三脚を堂々と広げて撮影をしていました。
突然、制服を着たおじさんが出てきました。
「ここは三脚禁止ですよ。入り口の張り紙を読んだでしょ。」
「はい、読みました。」
「ダメじゃないか。通行人の妨げになるから、三脚は使用禁止です!」
「申し訳ありません。」
苦い思い出です。
今度は、三脚を広げないで撮影をします。
「スカイツリーが見えるぞ。」
Sさんが指をさしました。
隅田川沿いに新しいビル群が林立しています。
そのビル群に負けじと背比べをしている東京スカイツリーが
霞んだ空をバックに見えます。
「天気がよくないなあ。。。もっと天気の良い日だといいんだがな。」
最後は溜息になってしまいました。
最後の展望台から、橋は大きくカーブをしています。
ここも写真になるところです。
身を乗り出すように、何枚かの写真を撮りました。
写真を撮りながら。。。天気がいまいちだなと、何度も何度も思いました。
橋を降りると、そこはお台場海浜公園になっています。
この船溜まりみたいな静かな海には、
夏の宵、提灯をつけた納涼船が隙間なく並びます。
人口の渚が広がり。。。ビル群の間から観覧車も見えます。
この観覧車を狙った夜景の写真もいつか撮りたい風景です。
公園内のトイレで、用を済ませてから帰ることにしました。
友人のSさんと、
今度は、高層ビル群と江戸情緒の残る深川、浅草あたりを
撮影したいものだということを道々話しながら帰りました。
えっ、まっすぐ帰ったかって?
拝島で反省会と称して、焼き鳥屋で1杯やって帰りました。
(2011年11月16日)
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