連休も後半、今日は朝から気持ちのよい五月晴れでした。
妻が「久しぶりに歩かない?」と言うので、午後からウオーキングへ行きました。
時間は午後3時。。。まだ太陽が高いので、日陰を歩きたいと言う妻の要望で、
平井橋を渡る手前で折れて、平井川に沿った遊歩道を歩くことにしました。
久しぶりのウオーキングでしたが、
樹木の緑が美しく、風も爽やかで汗ばむほどでした。
ところが、
遊歩道の両側の雑草についつい目がいって立ち止まる私に、
妻が「止まってばかりいては、ウオーキングにならない!」と抗議の声が
飛んできました。
今度は歩きながら、目に留まる野草の名前を声に出そうとしましたが、
ここ数年、内地の草花とはご無沙汰していたので名前が出てきません。
妻の歩くあとを必死に追いながら、今1度野草の勉強をし直しだなと思いました。
折り返し地点でベンチがあったので、ふたりで少し休憩をしました。
「今度の仕事では歩かないのね。だいぶ足腰が弱っているわよ」
と、妻が話しかけてきました。
私も、妻の後を歩くのが精一杯だったので、素直にそれを認めました。
「確かに職場では歩いていないね」と答えると、
今度は妻が
「週に何回か朝、私が送るから、帰りは歩いてみたら?」
と提案してきました。
「車を使うことは、そんなにないから。。。そうするか。。。
家まで歩いても40分ぐらいの距離だから、ちょうどよいから」
最後に、妻から止めを刺されました。
「これでは、テニスをしたらひっくり返るわよ」
そう言えば、最近テニスから遠ざかっている自分に気がつきました。
帰りがけ、
平井川の遊歩道を過ぎて、道は急な坂道になりました。
途中、気になる野草があったので、
家へ帰ってから調べようと思い根元から3本ほど引き抜きました。
坂道を歩きながら、左の太ももの外側がしくしく痛むのを感じながら、
歩くことの大切さを痛感しました。
家に帰り、さっそく野草図鑑を持ち出し、引き抜いてきた野草の名前を
調べました。
まず、ルーペで花の特徴を調べました。
ルーペで見ないと分らないほど小さな花です。
やや萎れていて、花も閉じ気味なので苦労して観察しました。
花びらは薄っすらと青色をしてます。
真ん中が黄色です。
可愛らしい花です。
花は、茎の先端に固まってついています。
図鑑の写真合わせの結果、
「キュウリグサ」(ムラサキ科)のようです。
次の朝は、連休最後の日です。
朝起きて、足腰の疲れがまだ残っているのを感じました。
天気予報では、午前中までは陽の光が射すようです。
昨日のキュウリグサの写真と他の野草の写真が撮りたくなりました。
朝食が終わってから、歩いて写真を撮りに行くことにしました。
行きは下り坂です。
カメラを片手に、軽快に歩きました。
まず、キュウリグサ、それからナガミヒナゲシ、シマキツネノボタン、
スカンポ、セリバヒエンソウ、スズメノエンドウ、カラスノエンドウ、
ヘラオオバコ、ツボミオオバコ、トコジラミ等々
たくさんの野草の花を撮りました。
(セリバヒエンソウの薄紫の可憐な花)
(2012.5.6)
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