錦眼鏡余話1:No29
シニアの生活整理術
 
 
完全退職し、毎日が日曜日になり、
豊富な自由時間を利用して、何かしなくてはと
思いつつ、何となく日を送っています。

A新聞朝刊の「生活欄」にシリーズで、
「シニアの生活整理術」という記事が4回にわたって出ていました。
これは参考になると思ったので記事を切り抜いて、
あとで読んで参考にしようと思いました。



第1回目は、ー「人生の閉じ方」自分で選ぶーでした。
「人生の閉じ方」と「生活整理術」がどこで結びつくのか
と思いながら読み進めていきました。

Mさん(88歳)は今まで住み慣れた公団住まいから
ケア付きの老人ホームの個室へ引っ越したそうです。
公団の住居は40平方メートルで、老人ホームの個室は、
18平方メートル。。。

Mさんは、住み慣れた公団住宅の荷物を3分の1に減らしたそうです。
人生を閉じる生き方(老人ホームに入所)に入る前に、
思い切って持ち物を処分したそうです。

衣類はタンス2つ分を捨てたそうです。
「今着られて、これからも着たい服だけ」を持って、
引っ越したそうです。
冷蔵庫などの家電は、ご近所で欲しい方へあげてきたそうです。
貰い手のないものは処分したそうです。
第2回目は、ー老後見つめて自分と対話ーでした。
物を整理するには、気力と体力が必要だと述べています。
気力・体力が弱ってしまう前の50〜60歳代がチャンスだそうです。
もうすぐ70歳になる私は最後のチャンスになるなあと反省しています。

「老前整理」は自分との対話の時間で、人生の棚卸しだと述べています。
片付けは孤独な作業ですが、新しい暮らしが始まると捉え、
前向きな希望を持ってやることが大切だと述べています。
具体的には、作業の期限を必ずつけてすることが成功の秘訣だそうです。

第3回目は、−「使える」と「使う」は違うーでした。
衣類の場合、「着られる」と「着る」で仕分けるようにします。
「着られる」からもったいない!これでは、物は処分できません。
「使える」と「使う」は違うということをしっかり意識することだそうです。
物を捨てるには、決断力が必要だとも言っています。
よくわかりますが、その決断力がないため物に埋まって生活しています。

最終回は、−負のスパイラルを脱してーでした。
片付けの出来ない人は「忙しい。時間がない」という理由で、
負のスパイラルに陥りがちになるそうです。
私もその一人のようです。

そんな人は、「15分」でもいいから片付けをすること。
まず、物を減らすことから始めることだそうです。
机の中なら、
@中身を全部外へ出す
A「使う」「使わない」で分ける
B使わないものを捨てる
C使うものだけを戻す
この4段階で進めていくこと。

片付けるという観点から、改めて我が家を見ると、
「外の物置」と「娘たちのかっての部屋」が
片付ける対象として浮かび上がってきました。
庭の物置は、長年のガラクタがたんと詰まっています。笑
気候が少し暖かくなった3月がチャンスですね。

とりあえず「15分」から始めます。
実績作りのために、自分の机の中の整理から始めます。
自分の机なら。。。
自分ひとりの判断で捨てたり、残したりが出来るからです。

期日を決めながら、
1歩1歩片付けをしていかなければなりません。
私たちシニアに残された時間には限りがありますから。