ミーの話を続けます。
小笠原での単身赴任中、電話で妻と話す内容の多くがミーのことでした。
「あなたが小笠原から帰ってくるまで、ミーちゃんが頑張れるか心配だわ」
毛並みが悪く、目やにが出て、食欲もなく、体重が減り
一回り小さくなり、軽くなったそうです。
もしかすると、もうミーには会えないかもしれないと
密かに覚悟を決めていました。
ところが、結果は大違いでした。
私が任期を終え、昨年の9月下旬に戻ると、
ミーは途端に元気になりました。
まず、よく鳴くようになりました。
鳴いて、自分の意思を伝えるようになりました。
お水が欲しい。
何か美味しいものが食べたい。
抱っこは嫌等々です。
ミーは、どうして元気になったのでしょう?
私達の結論は、「ミーとスキンシップする回数が多くなったこと」
妻が一人でいたときは、どうしても、ミーを置いて。。。
買いものに行く。
洗濯物を干す。
庭仕事をする。
食事の支度をする。
お風呂に入る。
この間、ミーは一人ぼっちになります。
自分の体を舐めて、気分を紛らわすことが多かったそうです。
(大きな座布団でお昼寝中のミー:2011.06.04)
ところが、私が小笠原から帰ってきてから、二人して。。。
毛梳きをしてあげる。
膝の上に乗せてあげる。
頭を撫でてあげる。
お腹を揉んであげる。(便秘解消のために)
等々、スキンシップをします。
ミーが日向で寝ていても、
ミーのすぐ近くに、私か妻がいるのです。
ミーは安心して、昼寝が出来るし、甘えることもできます。
これがミーの元気になった理由だと思っています。
(日向ぼっこをしているミー:2011.11.3)
ところで、
ミーのことで、妻と私が頭を悩ましていることがります。
それは、ミーの好き嫌いです。
昨日まで、喜んで食べていた缶詰でも今日は食べません。
カリカリ(固形の食糧)もそうです。
昨日まで食べていたカリカリをあげても、見向きもしないのです。
違う缶詰を開けたり、新しいカリカリの封を切ったりしても食べません。
そんなとき、ミーの好物を持ち出します。
コーヒーのミルク
鰹節けずり(オカカ)
スライスチーズ
海苔
ウナギ
ヒシャモ
人間の缶詰(シーチキン・サンマのかば焼き・サバの水煮等)
好物でも食べないときがあると、
ミーはどこか具合でも悪いのかと、二人して心配を始めます。
ところで、妻に言わせると。。。
ミーは、どこでどう区別するのか分かりませんが、
ウナギやヒシャモは、安売りの品を食べないそうです。
コーヒーのミルクと鰹節けずりは、食べる銘柄が決まっているそうです。
我が儘にさせたのは、飼い主の我々だと思っていますが、
我々も歳とともに、どうしてもミーには甘くなります。
私達夫婦を癒してくれるミー、いつまでも元気で長生きしてね!
(2012.1.20)
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