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ヨーロッパ古楽研究の第一人者、ベルギー・リエージュ大学教授ジェローム・ルジュヌ氏自らが、執筆から音源編集まで全てに携わりました。加えて日本国内版制作にあたり、日本における古楽・楽器研究の第一人者、関根敏子(音楽文献目録委員会事務局長・音楽評論家)/佐伯茂樹(東京藝術大学大学院講師)両氏の監修がなされることにより、専門研究資料としての実用にも耐える精緻な内容を実現しています。これまで、各主要音楽大学をはじめとする、関連する分野(音楽、芸術、美術)の教育機関にて、参考資料として導入されています。

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付属のCD音源は、ルヌジュ氏自らが主宰する古楽専門の音楽レーベル”Ricercar" = リチェルカールに保存されている、膨大なマスターの中から厳選され収録されたものです。CDは計8枚で総収録時間は10時間以上にのぼります。レーベル創設以来30年に渡り、本物の古楽演奏の録音・保存に取り組んでおり、長い間謎に包まれていた古楽演奏を、現代に再現することにおいては、その実績は他の追随を許さないほど。解説書とCDで実際に紹介されている楽器の数は、全部でおよそ100種類にのぼります。

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独特の音楽文化を紡いできた西洋の世界観にも親しむことのできる、知的好奇心を刺激するような内容ですので、楽器をご指導されている講師の方や、一般の音楽、楽器愛好家の方々など、音楽・文化へ熱心な興味をお持ちの方には、特におすすめです。

『リチェルカールの古楽器ガイド』CD収録曲のご案内
《CD I》中世
1)角笛の呼び声
  ジル・ラパン(オリファン)
  ティアリー・ゴマール(太鼓)
2)我ら汝が僕なるがゆえ グレゴリオ聖歌
  ティアリー・ゴマール(鐘)
  グザヴィエ・テラザ(シンフォニア)
  『聖母マリアのカンティガ集』より
3)カンティガ第77 番 カスティーリャ国王アルフォンソ10 世
グザヴィエ・テラザ(クラーリ) (メ賢王モ 1221 ?1284)(編纂)
  ティアリー・ゴマール(ナケール)
4)カンティガ第421 番  カスティーリャ国王アルフォンソ10 世(編纂)
  グザヴィエ・テラザ(横吹式フルート)
  オリヴィエ・フェロー(プサルテリウム)
5)カンティガ第37 番 カスティーリャ国王アルフォンソ10 世(編纂)
  オリヴィエ・フェロー(中世式リュート)
  ジャン・ルー・デカン(ヴィエル)
  ティアリー・ゴマール(タンブリン)
6)カンティガ第10 番 カスティーリャ国王アルフォンソ10 世(編纂)
  カロレ・マトラス(中世ハープ)
7)カンティガ第123 番  カスティーリャ国王アルフォンソ10 世(編纂)
  オリヴィエ・フェロー(プサルテリウム)
8)カンティガ第119 番  カスティーリャ国王アルフォンソ10 世(編纂)
  グザヴィエ・テラザ(中世式バグパイプ)
  ティアリー・ゴマール(帆立貝)
  吟遊詩人たちの時代(南仏のトルバドール、北仏のトルヴェール)
9)『友のカンティガ集』より マルティン・コダクス(生歿年不詳、13 世紀に活躍)
  ジャン・ルー・デカン(ムーア人のギター)
  グザヴィエ・テラザ(横吹式フルート)
  ティアリー・ゴマール(ザルブ...ペルシャ太鼓)
10)サルタレッロIV 作者不詳(14 世紀に活躍)
  フィリップ・マルフェイト(ウード)
  ティアリー・ゴマール(カスタネット)
11)王の第5 エスタンピーダ 作者不詳
  ジャン・ルー・デカン(シトール)
12)伯爵殿、 わたしは年ふり コラン・ミュゼ(13 世紀に活躍)
  グザヴィエ・テラザ(パイプ・アンド・テイバー)
  ティアリー・ゴマール(エシュレット)
13)五月のはじめの日 レンボー・ド・ヴァケラス(1200 年頃に活躍)
  オリヴィエ・フェロー(ヴィエル)
14)囚われ人は、誠実な思いを伝えられない    イングランド国王リチャード1 世(メ獅子心王モ 1157 ?1199)
  グザヴィエ・テラザ(骨材製リコーダー)
15)嘆き シャトラン・ド・クシー(12 世紀に活躍)のメロディによる
  ジャン・ルー・デカン(クルース)
16)『フォーヴェルの物語』より「せめて、わたしが生きているあいだに」 伝フィリップ・ド・ヴィトリ(1291 ?1361)
  グザヴィエ・テラザ(パイプ・アンド・テイバー)
  ティアリー・ゴマール(クロタル)
17)エジプトに詣でたくて(宗教的小唄) 作者不詳
  グザヴィエ・テラザ(シフォニ)
18)美しきエリス 作者不詳(北フランスの吟遊詩人)
  グザヴィエ・テラザ(ミューズ)
  ティアリー・ゴマール(デルブーカ)
19)トロット 作者不詳(14 世紀)
  バティスト・ロマン、ジャン・ルー・デカン(弓奏ヴィエル)
20)ラザール・アポルの踊り 作者不詳(ハンガリー)
  グザヴィエ・テラザ(指孔6つのリコーダー)
  ジャン・ルー・デカン(シターン)
  ティアリー・ゴマール(トライアングル)
21)わたしの夫はあまりに嫉妬深く エティエンヌ・ド・モー(13 世紀)
  ジャン・ルー・デカン(低音レベック)
  ティアリー・ゴマール(木製クロタル)
22)『ブラヌス歌集(カルミナ・ブラーナ)』より ポイボスの黄金の踊り 作者不詳(13 世紀)
  バティスト・ロマン(バグパイプ)
  ティアリー・ゴマール(タンブリン)
  ポリフォニー音楽の始まり?アルス・アンティクヮとアルス・ノーヴァ
23)森の鐘 ピストレータ(生歿年不詳、1200 年頃南仏にて活躍)
  グザヴィエ・テラザ、ジェローム・ルジュヌ(ショーム)
  ジル・ラパン(スライド・トランペット)
  ティアリー・ゴマール(シンバル)
24)決別しよう、恋愛などとは アダン・ド・ラ・アル(1237 頃?1288)
  グザヴィエ・テラザ(ダブル・リコーダー)
  オリヴィエ・フェロー(ギテルン)
25)去るがいい、溜息よ エティエンヌ・グロサン・ド・パリ(生歿年不詳、15 世紀前半)
  グザヴィエ・テラザ、ジェローム・ルジュヌ、ジャン・ルー・デカン(水牛の角笛)
26)いとうるわしき貴婦人 ギヨーム・ド・マショー(1300 頃?1377)
  グザヴィエ・テラザ(円筒状リコーダー)
  ジャン・ルー・デカン(弓奏ヴィエル)
27)若きおとめ/わたしはやつれ/神よ 作者不詳(13 世紀)
  オリヴィエ・フェロー(ギテルン)
  ジャン・ルー・デカン(シトール)
  グザヴィエ・テラザ(シフォニ)
28)『フォーヴル物語』より 作者不詳
  グザヴィエ・テラザ(ショーム)
  ジル・ラパン(スライド・トランペット)
29)喇叭の旋法に合わせた「グローリア」 ギヨーム・デュファイ(1400 頃?1474)
  ジル・ラパン(直管トランペット)
30)結婚前の娘たち ジル・バンショワ(1400 頃?1460)
  ロジェリオ・ゴンサルヴィス(ショーム/メムリング・モデル)
  マルセロ・オアラ(弓奏ヴィエル)
  菅原徳尚(リュート)
  ヴィッテ・ヴェーバー(ソプラノ独唱) (アンサンブル・コンティネンス・パラディージ)
31)わたしはひどく悲しい デュファイ
  タイス・オアラ(弓奏ヴィエル)
  菅原徳尚(リュート)
32)愛よ、おまえのためにわたしはいつも フィランチェスコ・ランディーニ(1325 ?1397)
  クリストフ・デリーニュ(ポルタティーフ・オルガン)
33)千の挨拶をあなたに捧げましょう デュファイ
  ジュリアン・フェランド(クラヴィシテリウム)
34)軍隊の信号音型さまざま 作者不詳
  ジル・ラパン(直管トランペット)
35)砦への襲撃を デュファイ
  タイス・オアラ、マルセロ・オアラ、菅原徳尚(弓奏ヴィエル)
36)レデウンテス 作者不詳(ブクスハイム・オルガン曲集、1460 ?70 年頃)
  ヨーリス・ヴェルダン(オルガン/リュズム教会、15 世紀)
37)奴隷になるだろうか 作者不詳(ブクスハイム・オルガン曲集、1460 ?70 年頃)
  ベルナール・フォクルール(レガール)
  ポリフォニー音楽の始まり?アルス・アンティクヮとアルス・ノーヴァ
38)同じ心もて コンラート・パウマン(1410 頃?1473)
  ギィ・パンソン(クラヴィコード)
39)めでたし、マリア?おお、マリア ヨハンネス・ブラッサールト(1400 頃?1455)
  シメン・ファン・メヘレン、ヴィム・ベキュ(トロンボーン)
  マルニクス・ド・カット、ストラットン・ブル(カウンターテナー歌唱) (カピーリャ・フラメンカ)
40)ガリアの喇叭 作者不詳(15 世紀)
  フィリップ・カンギレルン(ショーム)
  アラン・ソプチャク(ボンバルド)
  ジル・ラパン(スライド・トランペット)

《CD II》ルネサンスの舞曲
1)サルタレッロとピーヴァ ヨアン・アンブロジオ・ダルツァ(16 世紀初頭)
  ロルフ・リスレヴァン、ベアトリス・ポルノン(G調弦のリュート)
2)ヴェネツィア風パドゥアーナ ダルツァ
  ハンヌロール・ドファール(24 弦ハープ)
3)パヴァーナ「ドイツ人」?サルタレッロ「サルッツォ子爵」 作者不詳(イタリア16 世紀?)
  アンサンブル・ラ・フェニーチェ(トロンボーン四重奏 ソプラノ・アルト・テナー・バス)
4)パドゥアーナ「理性の死」 作者不詳(イタリア16 世紀)
  ベルナルト・シュティルツ(クルトー)
  エルザ・フランク(バセット・リコーダー)
  ジョアンヌ・メートル(バス・リコーダー)
  ジェレミー・パパセルジオー(コントラバス・リコーダー)
5)マントヴァのバッロ(舞踏) ジュゼッペ・ジャンベルティ(1600 ?1662)
  フレデリク・マルタン(リラ・ダ・ブラッチョ)
  カルレス・マス(パイプ・アンド・テイバー)
6)パヴァーナとロマネスカ アロンゾ・ムダーラ(1510 頃?1580)
  ロルフ・リスレヴァン(4 コースのギター)
7)パヴァーヌ ピエール・アテニャン (1494 ?1551)編
  ヴァンサン・デュメストル(G調弦のリュート)
  フィリップ・マルフェイト(F調弦のリュート)
8)シャンパーニュのブランル  トワノ・アルボー(1520 ?1595)編
  フレデリク・マルタン(ヴァイオリン)
  カルレス・マス(パイプ・アンド・テイバー)
9)アルマンドIV アテニャン編
  エレーヌ・ウゼル(ドシュ・ド・ヴィオロン)
  ソフィー・セルフ(ターユ・ド・ヴィオロン)
  フランソワーズ・ロジャ(カント・ド・ヴィオロン)
  マチュラン・マタレル(バス・ド・ヴィオロン)
  ブリュノ・カイヤ(打楽器)
  (アンサンブル・ドゥス・メモワール 指揮:ドゥニ・ラザン=ダドル)
10)わたしは恋に落ち ジョアン・シャルダヴォワーヌ(1537 ?1580)
クロード・フラジェル(歌・ヴィエル・ア・ルー)
11)戦いのパヴァーヌ ティルマン・スザート(1510 頃?1570 頃)編
  ベルナルト・シュティルツ、エルザ・フランク、ジョアンヌ・メートル、
  カタリナ・アンドレス、ジェレミー・パパセルジオー
  (ラウフプファイフェ合奏 ソプラニーノ、ソプラノ、アルト、テノール)
12)アマゾネスたちのバレ/ラ・ロゼット ミヒャエル・プレトリウス(1572 ?1621)
  エルザ・フランク(ショーム)
  ジョアンヌ・メートル、カタリナ・アンドレス(アルト・ボンバルド)
  ジェレミー・パパセルジオー(バス・ボンバルド)
13)ブランル・ゲ/モンティランデのブランル プレトリウス
  リチェルカール・コンソート(ヴァイオリン属合奏)
14)4 声のバレ プレトリウス
  エルザ・フランク(アルト・ドゥルツィアン)
  ドゥニ・ラザン=ダドル、フランシス・メルセ(テノール・ドゥルツィアン)
  ジェレミー・パパセルジオー(バス・ドゥルツィアン)
15)戦いのクラント プレトリウス
  アンサンブル・ジル・ラパン(トランペット合奏)
16)女王のバレ プレトリウス
  リュート・バンド(指揮:フィリップ・マルフェイト)(リュート合奏)
17)5 声のパドヴァーナ(パヴァーヌ) 作者不詳(17 世紀ドイツ?)
  ベルナルト・シュティルツ、エルザ・フランク、ジョアンヌ・メートル、
  ステファーヌ・タンビ、ジェレミー・パパセルジオー
  (コルナ・ムーサ合奏 ソプラノ、アルト2、テノール、バス)
18)5 声のパドヴァーナ(パヴァーヌ)、ガリアルダ、アルマンド ヨハン・ヘルマン・シャイン(1586 ?1630)
  フランダース  リコーダー・カルテット(リコーダー四重奏)
19)女王のアルメイン ジョン・ブル(1562 ?1628)
  グスタフ・レオンハルト(クラヴィオルガヌム)
20)第4 パヴァーヌと ウィルスンのワイド アンスニー・ホルボーン(1545 ?1602)
  フィリップ・マルフェイト(シターン)
21)ソールズベリー伯のパヴァーン オーランドー・ギボンズ(1583 ?1625)
  ギィ・パンソン(ミュゼラー型ヴァージナル)
22)アルメインと「2本の親指」 ジョン・ジェンキンズ(1592 ?1678)
  フィリップ・ピエルロ(リラ・ヴァイオル)
23)プレルディウムとガリアード ホルボーン
  ヴァンサン・デュメストル(パンドーラ)
24)アルマンドとシャンパーニュのブランル 作者不詳(1599 年)
  ギィ・パンソン(親子ヴァージナル)
25)パドヴァーナ(パヴァーヌ)と舞曲 メルヒオール・フランク(1579 頃?1639)
  ベルナルト・シュティルツ(ラケット)
  フィリップ・ピエルロ、フランソワ・フェルナンデス、ソフィー・ワティヨン(ヴィオラ・ダ・ガンバ合奏)
26)パドヴァーナ(パヴァーヌ) シャイン
  エルザ・フランク(アルト・クルムホルン)
  ベルナルト・シュティルツ、パトリック・ドゥネッケル(テノール・クルムホルン)
  ジェレミー・パパセルジオー(バス・クルムホルン)
27)フランシスコ・セガリオのパヴァーナ ヘッセン方伯モーリッツ(1572 ?1632)
  フレデリク・ド・ロース(テナー・リコーダー)
  ジャン・チュベリー(ミュート・コルネット)
  フィリップ・カンギレルム(ソルドゥン)
  フランク・ポワトリノー(トロンボーン)
  フィリップ・ピエルロ(バス・ガンバ)

《CD III》ルネサンス
1)リチェルカーレ シルヴェストロ・ガナッシ(1492 ?16 世紀中頃)
  フィリップ・ピエルロ(ヴィオラ・ダ・ガンバ/ガナッシのモデルによる)
2)第一旋法によるファンタジア アロンゾ・ムダーラ(1510 頃?1580)
  ロルフ・リスレヴァン(ルネサンス式ギター)
3)第一旋法によるリチェルカール ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525 頃?1594)
  エートヴァルト・ファン・メルスニル(レガール)
4)第5 旋法によるフーガ ヨハン・ヴァルター(1496 ?1570)
  ジャン・チュベリー(ミュート・コルネット)
  フレデリク・ド・ロース(テナー・リコーダー)
5)プレアンブルム レオンハルト・クレーバー(1495 頃?1556)
  ジャン・フェラール(オルガン/メス大聖堂)
6)第8 ファンタジア ルイス・ミラン(1500 頃?1561 以降)
  ハンヌロール・ドファール(半音階式ハープ)
7)モラレスの『バターリャ』によるティエント フランシスコ・コレア・デ・アラウホ(1584 ?1654)
  ベルナール・フォクルール(スペイン型オルガン)
8)ルドゥヴィコの作法を模したファンタジア ルイス・デ・ナルバエス(16 世紀中頃に活躍)
  ロルフ・リスレヴァン、ベアトリス・ポルモン(ビウエラ)
9)6 声のファンタジー ウィリアム・バード(1543 ?1623)
  フィリップ・ピエルロ、ソフィー・ワティヨン(トレブル・ヴァイオル)
  上村かおり(テナー・ヴァイオル)
  ライナー・ツィパーリング、リアム・フェンリー、デイヴィッド・シンクレア(ベース・ヴァイオル)
10)フランセス・シドニー夫人はお喜び ダニエル・バチラー(1572 ?1619)
  フィリップ・マルフェイト(リュート) リアム・フェンリー(トレブル・ヴァイオル)
  トマ・ベテ(ベース・ヴァイオル) フランク・リエジョワ(シターン)
  ヴィム・マーセル(パンドーラ) パトリック・ドゥネッケル(バセット・リコーダー)
  (アンサンブル・ラ・カッチャ)
11)3 声のファンタジア オーランドー・ギボンズ(1583 ?1625)
  フィリップ・ピエルロ(トレブル・ヴァイオル) ソフィー・ワティヨン(ベース・ヴァイオル)
  アルノ・ヨッヘム・ド・ラ・ロゼー(グレート・ベース・ヴァイオル)
  フランス語シャンソンとイタリア語マドリガーレ(ルネサンスの世俗重唱曲)にもとづく音楽
12)きみの衣装を着てみよう アンドレアス・ペフェルナーヘ(1543 ?1591)
  マルレーン・レイヘル(コルネット) ダニー・ペラガッティ(ショーム)
  パトリック・ドゥネッケル、ミレッラ・ライフロク(G管ボンバルド)
  シメン・ファン・メヘレン(トロンボーン) ベルナルト・シュティルツ(ドゥルツィアン)
  (アンサンブル・ラ・カッチャ)
13)ラ・モルラ ハインリヒ・イザーク(1450 頃?1517)
  フィリップ・ピエルロ(アルト・ガンバ)
  アルノ・ヨッヘム・ド・ラ・ロゼー(テノール・ガンバ) ソフィー・ワティヨン(バス・ガンバ)
14)幸せになれますように 作者不詳
  フレデリク・マルタン(リラ・ダ・ブラッチョ) ヴァンサン・ブショ(バリトン独唱)
15)信じない者は アンドレア・アンティーコ(1480 頃?1538)
  ハンヌロール・ドファール(ダブルハープ)
16)さあ見たまえ、神の牧人よ フランチェスコ・コルテッチャ(1502 ?1571)
  ベルンハルト・シュティルツ、エルザ・フランク、ダニー・ペラガッティ、
  パトリック・ドゥネッケル、ジェローム・ルジュヌ、ジェレミー・パパセルジオー
  (クルムホルン合奏 ソプラノ、アルト2、テノール2、バス1)
17)花咲く頃を生きるなら クローダン・ド・セルミジ(1490 頃?1562)
  ジェローム・ルジュヌ(ゲムスホルン) フィリップ・マルフェイト(G調弦のリュート)
18)「花咲く頃を生きるなら」による独奏曲 ピエール・アテニャン(1494 頃?1552)
  ギィ・パンソン(クラヴィコード)
19)よき恋なら報われる、というのであれば ジャコタン(16 世紀?)
20)教えてください、誰が望むのか セルミジ
  フィリップ=アラン・デュプレ、ファビエンヌ・アゼマ、ジャン=フランソワ・ブージェ、
  パスカル・ガイヤール(横吹式フルート) (アンサンブル・レ・フリュト・ダルマン)
21)良きワインは褒め称えるべし ベルンハルト・シュミット(1535 ?1592)
  ジャン・フェラン(オルガン/メス大聖堂)
22)おお、聖にして穢れなきかた ゼバスティアン・フィルドゥング(1465 頃?16 世紀前半)
  フレデリク・ド・ロース、ジョエル・ランスコット、パトリック・ドゥネッケル、
  クーン・ディールティーンス(リコーダー合奏 ソプラノ、アルト、テナー、バス)
  教会の音楽
23)マニフィカト アテニャン
  ジャン・フェラン(オルガン/メス大聖堂)
24)頼もしき星々を創られた方 グレゴリオ聖歌による
  ノエル・レインデルス、ヒルベルト・ハイベンツ、フレデリク・レインデルス、
  ペーテル・ファン・バウヴェル(カリヨン/ザウトレーヴ(ベルギー)聖レオナルト教会)
25)今こそ、わたしたちが受け入れられるとき トマス・タリス(1505 ?1585)
  ジャン・フェラン(オルガン/メス大聖堂)
26)あなたへ向って昇ってゆきました ロラン・ド・ラッシュ、通称オルランドゥス・ラッスス
  ジャン・チュベリー、ジャン・ポール・ブリ(コルネット)
  フィリップ・カンギレルン(アルト・ボンバルド)
  ジャン=ジャック・エルバン、セルジュ・ギユー(テナー・トロンボーン)
  フランク・ポワトリノー(バス・トロンボーン)
27)深夜0時を告げる鐘
  ザウトレーヴ(ベルギー)聖レオナルト教会(カリヨン)
28)おお祝福されたる、聖なるベツレヘム 作者不詳(1609 年、フランデレン地方ブリュッヘにて出版されたクリスマスの歌)
  オーレ・ゲリス(バグパイプ)
  器楽と変奏曲
29)グラウンド バード
  グスタフ・レオンハルト(チェンバロ/ローデヴェイク・テーヴェスのモデル(フランデレン地方、1579 年)
        にもとづくマーカム・ローズ製作による復元楽器)
30)或るディヴィジョン 作者不詳
  ソフィー・ワティヨン(トレブル・ヴァイオル)
  ギィ・パンソン(ヴァージナル)
31)窓からお帰り、愛しい人 トマス・ロビンスン(1560 頃?1609 頃)
  ヴァンサン・デュメストル(オルファリオン)
32)ト調のディヴィジョン クリストファー・シンプスン(1606 頃?1609)
  ソフィー・ワティヨン(ディヴィジョン・ヴァイオル...独奏用ベース・ヴァイオルの一種)
  フリーデリケ・ホイマン(ベース・ヴァイオル)
  マティアス・シュペーター(テオルボ)
  ルーカ・グリエルミ(ガット弦チェンバロ)

《CD IV》ディミヌツィオーネ(分割奏法)の至芸
1)A. ヴィラールトの「泉にて」によるディミヌツィオーネ ジョヴァンニ・バッサーノ(1558 ?1617)
  バルト・クーン(G 管リコーダー)
  ハンヌロール・ドファール(ダブル・ハープ)
  フィリップ・マルフェイト(テオルボ)
2)C. ド・ロルの「この別れに際してなお」によるディミヌツィオーネ バッサーノ
  エルザ・フランク(バッサネッロ)
  ジョアンヌ・メートル(テナー・リコーダー)
  ステファニー・タンビ(バセット・リコーダー)
  ベルンハルト・シュティルツ(バス・リコーダー)
  ジェレミー・パパセルジオー(ドゥルツィアン)
3)C. ド・ロルの「美しきおとめ」によるディミヌツィオーネ オラツィオ・バッサーニ(1570 ?1615)
  イムケ・ダーフィト(ヴィオラ・バスタルダ)
  クリスティーナ・プルハル(トリプル・ハープ)
4)「わたしを殺あやめてください」によるディミヌツィオーネ ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ(1575 ?1647)
  クリスティーナ・プルハル(トリプル・ハープ)
5)パレストリーナの「わたしは傷ついた、あな悲しや」によるディミヌツィオー
                         ジョヴァンニ・バッティスタ・ボヴィチェッリ(1550 頃?1594 以降)
  ジャン・チュベリー(ミュート・コルネット)
  マティアス・シュペーター(アーチリュート)
  クリスティーナ・プルハル(トリプル・ハープ)
  モンテヴェルディ(1567 ? 1643)とその時代
6)歌劇『オルフェーオ』より トッカータ クラウディオ・モンテヴェルディ(1567 ?1643)
  アンサンブル・ジル・ラパン(直管トランペット合奏)
7)カリオペの嘆き(オルフェーオの死) ステーファノ・ランディ(1587 ?1639)
  スティーヴン・スタッブズ(テオルボ)
  エリン・ヘドリー(リローネ)
  メイラ・クルース(コントラルト)
8)第3 トッカータ:聖体奉挙で演奏するための ジローラモ・フレスコバルディ(1583 ?1643)
  ベルナール・フォクルール(オルガン/ミラノ、サン・マウリツィオ教会)
9)第13 ソナタ ダリオ・カステッロ(1590 頃?1638 頃)
  ジャン・チュベリー、ゲブハルト・ダーフィト(コルネット)
  ステファン・ルジェー、クリスティーヌ・ボップ(トロンボーン)
  ジャン=マルク・エム(ポジティフ・オルガン)
  マティアス・シュペーター(アーチリュート)
10)ファゴット(ドゥルツィアン)独奏のためのファンタジア バルトロメー・デ・セルマ・イ・サラベルデ(1590頃?1638以降)
  ジェレミー・パパセルジオー(ドゥルツィアン)
  アンジェリーク・モイヨン(トリプル・ハープ)
11)第16 カンツォーナ「ラ・ディオダータ」?2 声のための フレスコバルディ
  ブリュノ・コクセ、エマニュエル・バルサ(バス・ド・ヴィオロン)
  (アンサンブル・レ・バッス・レユニ)
12)ベルガマスカ「相乗り小舟」 ジョヴァンニ・バッティスタ・ファーゾロ(1598 ?1664 以降)
  ヴァンサン・デュメストル、ジャン=リュク・タンビ(コラシオーネ)
  クレール・ルフィリアトル、ブリュノ・ボヌール、セルジュ・グビウ、マルコ・オルヴァ(歌)
  (ル・ポエム・アルモニーク)
13)第5 トッカータ ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー(1580 ?1651)
  コンラート・ユングヘーネル(金属弦式キタローネ)
14)ソナタ「ラ・ファリーナ」 カルロ・ファリーナ(1600 ?1640 頃)
  ステファニー・ド・ファイー(ヴァイオリン)
  アンドレア・デ・カルロ(バス・ガンバ)
  レオナルド・ガルシア・アラルコン(ポジティフ・オルガン)
  トーマス・ダンフォード(テオルボ)  (アンサンブル・クレマチス)
15)第8 トッカータ フレスコバルディ
  グスタフ・レオンハルト(イタリア式チェンバロ)
  鳥たちと笛
16)『鳥を愉しませる者の喜び』より フラジオレットのためのエアー 作者不詳
  ジェレミー・パパセルジオー(フラジオレット)
17)ヒルズ氏によるディヴィジョン ヒルズ氏(生歿年不詳、18 世紀?)
  フレデリク・ド・ロース(コモン・フルート=アルト・リコーダー)
18)リコーダー協奏曲第5 番 ニ長調より アレグロ ジョン・バストン(1708 ?1739 頃活躍)
  フレデリク・ド・ロース(シクス・フルート)
  アンサンブル・ラ・パストレッラ
19)スロウ・エアー、ジグとボア 作者不詳
  フレデリク・ド・ロース(フォース・フルート)
20)グラウンド ゴットフリート・ケラー(??1704)
  フレデリク・ド・ロース(ヴォイス・フルート)
  フィリップ・マルフェイト(テオルボ)
21)リコーダー協奏曲 ハ長調より シチリアーナ ジュゼッペ・サンマルティーニ(1693 ?1750)
  フレデリク・ド・ロース(フィフス・フルート)
  アンサンブル・ラ・パストレッラ

《CD V》17 世紀のフランス
1)ダルクール伯爵閣下に捧ぐもうひとつの組曲:
  プティ・ブランル、もうひとつのブランルとガヴォットを組曲形式で  ドグリニス氏(生歿年不詳、17 世紀中頃)
  ジョアンヌ・メートル、エルザ・フランク、ステファーヌ・タンビ、
  ジェレミー・パパセルジオー(クロモルヌ合奏)
2)トランペットの信号音型さまざま マラン・メルセンヌ(1588 ?1648)
  アンサンブル・ジル・ラパン(ナチュラル・トランペット)
3)うるわしき新章 トマス・コステレツキ(生歿年不詳、17 世紀)
  マックス・エンゲル(トロンバ・ダ・マリーナ)
  マックス・エンゲル(ティンパニ)  多重録音
4)ティンパニのための行進曲 アンドレ・フィリドール(1652 頃?1730)&ジャック・フィリドール(1657 ?1708)
  マリー=アンジュ・プティ、ペッピー・ヴィエルスマ(ティンパニ)
5)第3 音 ニコラ・ヴァレ(1583 頃?1642 頃)
  フィリップ・マルフェイト(バス・リュート)
6)パヴァーヌ 嬰へ短調 ルイ・クープラン(1626 ?1661)
  グスタフ・レオンハルト(クラヴサン/ヴァンサン・ティボーのモデル(フランス、17 世紀)にもとづく
                                      エミール・ジョバン製作による復元楽器)
7)『町人貴族』より ムニュエ(メヌエット) ジャン=バティスト・リュリ(1632 ?1687)
  カプリオール(ポシェット)
8)森の精たち ロベール・ド・ヴィゼー(1655 頃?1732/33)
  フィリップ・マルフェイト(テオルボ)
9)『第1 曲集』より プレリュード ニ短調 マラン・マレ(1656 ?1728)
  フィリップ・ピエルロ、ライナー・ツィパーリング(バス・ド・ヴィオル)
  シーブ・ヘンストラ(クラヴサン)
10)美しき殺戮者 ドニ・ゴーティエ(1603 ?1672)&シャルル・ムートン(1626 ?1710)
  フィリップ・マルフェイト(リュート)
11)組曲 変ロ長調より「嘆き」 マレ
  ソフィー・ワティヨン、フィリップ・ピエルロ(ドシュ・ド・ヴィオル)
  ライナー・ツィパーリング(バス・ド・ヴィオル)
  ヴァンサン・デュメストル(テオルボ)
12)サラバンド ミシェル・ド・ベテュヌ(生歿年不詳、17 世紀中頃)
  ホセ・ミゲル・モレーノ(アンジェリーク)
13)パサカーユ アンジェロ・ミケーレ・ベルトロッティ(1615 頃?1681 頃)
  ペーテル・ピーテルス(5 コースのバロック・ギター)
14)『われら主を賛美せん(テ・デウム)』より プレリュード  マルク・アントワーヌ・シャルパンティエ(1643 ?1704)
  ジャン=フランソワ・マデュー(トランペット)
  ディディエ・プリソン(ティンパニ)
  ジャン・チュベリー指揮 アンサンブル・レザグレマン
15)待降節の讃歌 グレゴリオ聖歌のメロディによる
  ミシェル・ゴダール(セルパン)
16)『オルガン曲集』より(プレリュード?キリスト、憐れみたまえ(トリオ、低音部はヴォワ・ユメーヌ管)
  ?主よ、憐れみたまえ(低音部と高音部にトランペット管)?聖体奉挙曲 (中音部にティエルス管)?ディアローグ)
  アンドレ・レゾン(1640 頃?1719)
  ベルナール・フォクルール(オルガン/ベルギー南部、聖アポリネール教会  18 世紀フランスのモデルによる)
17)『オルガンを代用する器楽合奏のためのミサ』より 「あなただけが気高いからです」 シャルパンティエ
  エルザ・フランク(オーボエ)
  ジェレミー・パパセルジオー(バス・ド・クロモルヌ)
  ヴォルニ・オスティウ(セルパン)
  ジャン・チュベリー指揮 ナミュール室内合唱団
  17 世紀のドイツ語圏
18)第1 カプリッチョ ヨハン・ヤーコプ・レーヴェン(1629 ?1703)
  フリーデマン・インマー、フランソワ・プティ=ローラン(ナチュラル・トランペット)
  マルク・ミンコフスキ(ファゴット)
  ベルナール・フォクルール(ポジティフ・オルガン)
19)『さまざまな楽器のためのビチニウム集』より イントラーダ?アルマンド?シーク
  ヨハン・クリストフ・ペーツェル(1639 ?1694)
  エルザ・フランク、ドゥニ・ラザン=ダドル(ドイツのシャルマイ)
  ジェレミー・パパセルジオー(ドゥルツィアン)
20)第1 カプリッチョ ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー(1616 ?1667)
  トーマス・デセルランノ(ポジティフ・オルガン)
21)カンツォーン ハ長調 マティアス・ヴェックマン(1616 ?1674)
  シーブ・ヘンストラ(クラヴィコード)
22)組曲 ホ短調 より アルマンド?ジグ ヴェックマン
  シーブ・ヘンストラ(チェンバロ/J.リュッケルスのモデルにもとづくティテュス・クライネン製作による復元楽器)
23)4 声[と通奏低音]のためのソナタ 第6 番 ヴェックマン
  ジャン・チュベリー(コルネット)
  フランソワ・フェルナンデス(ヴァイオリン)
  ジャン=ジャック・エルバン(トロンボーン)
  クリスティアン・ボイゼ(ドゥルツィアン)
  ジャン=マルク・エム(ポジティフ・オルガン)
  クリスティーナ・プルハル(トリプル・ハープ)
24)プレルディウム(プレリュード)、アッレマンダ(アルマンド)、ブーレ
  ヨハン・ゲオルク・クラウゼン(生歿年不詳、1700 年頃)
  フィリップ・ピエルロ(バリトン)
25)カンタータ『今日こそかの日』より アリア「われ今や喜びて」  フリードリヒ・ヴィルヘルム・ツァホウ(1663 ?1712)
  ジェレミー・パパセルジオー、ステファーヌ・タンビ(テノール・ドゥルツィアン)
  ギィ・パンソン(ポジティフ・オルガン)
  セリーヌ・ヴィエスレ(ソプラノ独唱)
26)プレルディウム(プレリュード)ホ短調 ニコラウス・ブルーンス(1665 ?1697)
  ベルナール・フォクルール(オルガン/ノルデン(ドイツ北部)聖ルートガー教会のシュニットガー建造楽器)

《CD VI》J.S. バッハとその先駆者たち
1)足鍵盤のための練習曲 BWV598 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685 ?1750)
  ベルナール・フォクルール(オルガン/ハンブルク(ドイツ北部)聖ヤコブ教会のシュニットガー建造楽器)
2)カンタータ『何と美しきかな、暁の星』BWV1より アリア「満たしたまえ、汝天の神なる炎」 J.S. バッハ
  マルセル・ポンセール(オーボエ・ダ・カッチャ)
  ギィ・パンソン(ポジティフ・オルガン)
  フィリップ・ピエルロ(バス・ガンバ)
  グレタ・ド・レゲル(ソプラノ独唱)
3)カンタータ『主よ、汝が両目は信徒を見守らん』BWV102 より アリア「恐れを知れ」 J.S. バッハ
  ステファニー・ド・ファイー(ヴィオリーノ・ピッコロ)
  リュク・ドヴェス(チェロ)
  ギィ・パンソン(ポジティフ・オルガン)
  ロバート・バックランド(テノール独唱)
4)コラール前奏曲「今ぞ来たれ、異教徒の救い主」 J.S. バッハ
  ベルナール・フォクルール(オルガン/フライブルク大聖堂のジルバーマン建造楽器)
5)無伴奏チェロ組曲 第1 番 ト長調 BWV1007 より プレリュード J.S. バッハ
  フランソワ・フェルナンデス(ヴィオラ・ダ・スパッラ)
6)組曲ハ短調 より 序曲 ジルヴィウス・レーオポルト・ヴァイス(1687 ?1750)
  コンラート・ユングヘーネル(バロック・リュート)
7)無伴奏チェロ組曲 第6 番 ニ長調より プレリュード J.S. バッハ
  ブリュノ・コクセ(チェロ・ピッコロ)
8)ソナタ ヘ長調(ヴィヴァーチェ?ラルゴ?アレグロ) ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681 ?1767)
  フレデリク・ド・ロース(アルト・リコーダー)
 フィリップ・マルフェイト(アーチリュート)
  ギィ・パンソン(ポジティフ・オルガン)
9)2 本の狩猟ホルンのためのメヌエット テレマン
  クロード・モーリ、クリストフ・フェロン(ナチュラル・ホルン)
10)冬 テレマン
  エルザ・フランク(ターユ・ド・オーボワ)
  ギィ・パンソン(ポジティフ・オルガン)
11)オーボエ・ダモーレのためのナポリターナ テレマン
  エルザ・フランク(オーボエ・ダモーレ)
  ギィ・パンソン(チェンバロ)
12)ソナタ ヘ短調よりトリステ?プレスト テレマン
  ジェレミー・パパセルジオー(ファゴット)
  ギィ・パンソン(チェンバロ)
13)ソナタ イ短調(シチリアーナ?スピリトゥオーゾ?アンダンテ?ヴィヴァーチェ) テレマン
  マルセル・ポンセール(オーボエ)
  フィリップ・ピエルロ(バス・ガンバ)
  ギィ・パンソン(チェンバロ)
14)リコーダー協奏曲より アレグロ カール・ハインリヒ・グラウン(1703 ?1756)
  パトリック・ビュッケルス(リコーダー)
  リチェルカール・コンソート
15)トリオ ニ長調より アレグロ グラウン
  クロード・モーリ(ナチュラル・ホルン)
  フランソワ・フェルナンデス(ヴァイオリン)
  ギィ・パンソン(ポジティフ・オルガン)
  フィリップ・ピエルロ(バス・ガンバ)
16)3 本のシャリュモーのための組曲(序曲?希望?エール) クリストフ・グラウプナー(1683 ?1760)
  エリック・ホープリチ、ギィ・ヴァン・ワース、カルレス・リエーラ(シャリュモー ソプラノ、アルト、バス)
17)序曲 ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685 ?1759)
  エリック・ホープリチ、ギィ・ヴァン・ワース(クラリネット)
  クロード・モーリ(ナチュラル・ホルン)
  大バッハの息子たち
18)ソナタ 第7 番 ハ長調より グラーヴェ ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710 ?1785)
  ギィ・パンソン(ナザル・ストップ付チェンバロ)
19)ジルバーマンの楽器に別れを告げて Wq.66 カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714 ?1788)
  ジョスリーヌ・キュイエ(ドイツ型クラヴィコード)
20)ヴィオラ、リコーダーと通奏低音のためのトリオより アレグロ カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ
  フレデリク・ド・ロース(バス・リコーダー)
  フランソワ・フェルナンデス(ヴィオラ)
  鈴木秀美(チェロ)
  ギィ・パンソン(フォルテピアノ)

《CD VII》コンチェルタンテ様式の音楽
1)第1 ソナタ ジョヴァンニ・ボナヴェントゥーラ・ヴィヴィアーニ(1638 ?1693)
  クリスピアン・スティール=パーキンス(ナチュラル・トランペット)
  ギィ・パンソン(イタリア型オルガン)
2)第6 ソナタより シチリアーナとエコー     アッティリオ・アリオスティ(1666 ?1729)
  フランソワ・フェルナンデス(ヴィオラ・ダモーレ)
  エトヴァルト・ファン・マルスニル(チェンバロ)
3)オラトリオ『ジョゼッフォ、夢を解き明かす』より
  アリア「自由、いとしくも歓迎すべきものよ」 アントニオ・カルダーラ(1670 ?1736)
  ユマルギット・ユーベルラッカー(ダルシマー)
  アンサンブル・ラ・ジョイア・アルモニカ
  ユルゲン・バンホルツァー(カウンターテナー独唱)
4)チェロと通奏低音のためのソナタ 第4 番 変ロ長調 フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687 ?1762)
  鈴木秀美(チェロ独奏)
  ライナー・ツィパーリング(チェロ)
  ギィ・パンソン(チェンバロ)
5)ソナタ 第2 番 ホ短調 ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685 ?1759)
  パトリック・ビュッケルス(フラウト・トラヴェルソ)
  フィリップ・ピエルロ(バス・ガンバ)
  ギィ・パンソン(チェンバロ)
6)マンドリンとアーチリュート伴奏のためのソナタより アレグロ  ロドヴィコ・フォンタネッリ(1682 ?1748)
  ヘルマン・ファンドカウテル(ミラノ式マンドリン)
  フィリップ・マルフェイト(アーチリュート)
7)チェンバロとリコーダーによる協奏曲 アントニオ・ヴィヴァルディ(1678 ?1741)原曲
  フレデリク・ド・ロース(リコーダー)
  ギィ・パンソン(チェンバロ)
8)聖女テレジアの祝日のための讃歌 フランティシェク・イグナーツ・トゥーマ(1704 ?1774)
  アラン・ピール(アルト・トロンボーン)
  リチェルカール・コンソート
  ジェイムズ・ボウマン(カウンターテナー独唱)
9)ソナタ ヘ短調 K.386 ドメーニコ・スカルラッティ(1685 ?1757)
  アリーヌ・ジルベライク(フォルテピアノ/フェルリーニ(クリストフォリの後継者)のモデル(1730 年)にもとづく
  デンズィル・ライト製作による復元楽器)
  ルイ 15 世時代のパリ
10)第2 ソナタより アンダンテ「ラ・ヴィブレ」 ミシェル・ブラヴェ(1700 ?1768)
  バルトルト・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)
  ヴィーラント・クイケン(バス・ガンバ)
  ロベール・コーネン(チェンバロ)
11)俗謡「素敵なタバコがありますよ」 作者不詳
  ジェレミー・パパセルジオー(バロック・ラケット)
  ギィ・パンソン(チェンバロ)
12)コミーク協奏曲「ラ・ショワジ」 ミシェル・コレット(1707 ?1795)
  クロード・フラジェル(ヴィエル・ア・ルー)
  クロード・モーリ(ナチュラル・ホルン)
  リチェルカール・コンソート
13)第12 &第19 ファンファーレ ダンピエル子爵
  フィリップ&リュク・カラバン(狩猟ホルン)
14)俗謡「恋をすると、何だか自分が素敵なようで」、「朝から起きて」「無敵のマルブロウ」「ラ・ミシシッピ」  作者不詳
  フランソワ・ラザレヴィチ、ドミニク・パリ(宮廷ミュゼット)
15)めんどり ジャン=フィリップ・ラモー(1683 ?1764)
  セリーヌ・フリッシュ(チェンバロ/エムシュ製作、1751 年)
  パリの定期演奏会「コンセール・スピリチュエル」(1727?1790)の時代
16)クラリネット協奏曲 変ロ長調 よりポーコ・プレスト ヨハン・シュターミッツ(1717 ?1757)
  ギィ・ヴァン・ワース(クラリネット)指揮 アンサンブル・レザグレマン
17)ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調より ロンド ディユドネ・パスカル・ピエルタン(1754 ?1833)
  パトリック・コーエン=アケニヌ(ヴァイオリン)
  ギィ・ヴァン・ワース指揮 アンサンブル・レザグレマン
18)第2 ノクチュルヌ フレデリク・デュヴェルノワ(1765 ?1838)
  クロード・モーリ(ナチュラルホルン)
  ソフィー・アランク(ハープ)
19)ソナタ 第1 番 エティエンヌ・オージ(1754 ?1813)
  ダニー・ボンド(ファゴット)
  リヒト・ファン・デル・メール(チェロ)
20)ソナタ ト長調より ロンド フランソワ・アドリアン・ボイエルデュー(1775 ?1834)
  イザベル・ペラン(シングルアクション・ハープ)
21)歌劇『カイロの隊商』より 序曲、パ・ド・トロワ、パシャの行進  アンドレ・モデスト・グレトリー(1741 ?1813)
  フランク・テュンス(ピッコロ)
  コルドゥラ・ブロイアー(フラウト・トラヴェルソ)
  ランドール・クック(オーボエ)
  ピエール・ブック、クロード・フラジェル(トルコ楽隊の打楽器)
  マルク・ミンコフスキ指揮リチェルカール・アカデミー

《CD VIII》古典派の時代
1)ディヴェルティメント イ長調 Hob.X : ヨーゼフ・ハイドン(1732 ?1809)
  フィリップ・ピエルロ(バリトン)
  リチェルカール・コンソート
2)ソナタ ヘ長調 Hob.XVI : ハイドン
  ロベール・コーネン(チェンバロ/バーカット・シューディ&ジョン・ブロードウッド製作、ロンドン、1773 年)
3)トランペット協奏曲 変ホ長調 Hob.VIIe : 1 よりアレグロ ハイドン
  ラインホルト・フリードリヒ(クラッペン・トロンペッテ)
  マルティン・ハーゼルベック指揮 ウィーン・アカデミー
4)ヴィオラとコントラバスのための二重奏曲より 主題と変奏
  カール・ディッタース・フォン・ディッタースドルフ
  ステファニー・ド・ファイー(ヴィオラ) (1739 ?1800)
  エリック・マトート(コントラバス)
5)アダージョ KV580a ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756 ?1791)
  ポール・グッドウィン(コーラングレ)
  アンサンブル・テルツェット
6)幻想曲 ニ短調 KV397 モーツァルト
  リュク・ドヴォ(フォルテピアノ/シュタインのモデルにもとづくクロード・ケルコン製作による復元楽器)
7)フルート四重奏曲 ニ長調 KV285 よりアダージョとアレグロ モーツァルト
  バルトルト・クイケン(フラウト・トラヴェルソ)
  シギスヴァルト・クイケン(ヴァイオリン)
  リュシー・ファン・ダール(ヴィオラ)
  ヴィーラント・クイケン(チェロ)
8)ソナタ 変ロ長調 KV281 より ロンド モーツァルト
  パトリック・コーエン(フォルテピアノ/ヴァルター製作、ウィーン、1790 年)
9)バセットホルン三重奏のためのディヴェルティメント 第3 番 変ロ長調 KV439b-3 よりロンド  モーツァルト
  ニューワールド・トリオ
  リザ・クレヴィット、エリック・ホープリッチ、ウィリアム・マッカル(バセットホルン)
10)チャカンのための華麗なるソナタより ロンド・プレスト アントン・ヘーベルレ(1800 頃活躍)
  パトリック・ドゥネッケル(チャカン)
11)歌劇『ドン・ジョヴァンニ』より「ああ、窓辺においでなさい」 モーツァルト
  ドミトリー・バディアロフ(マンドリン)
  ヴェルネル・ファン・メヘレン(バリトン独唱)
  シギスヴァルト・クイケン指揮 ラ・プティット・バンド
12)モーツァルトの歌劇『ドン・ジョヴァンニ』の二重唱「お手をどうぞ」による変奏曲 WoO.28 より
  トヴィヒ・ファン・ベートーヴェン(1770 ?1827)
  マルセル・ポンセール、ミシェル・アンリ、北里孝浩(コーラングレ)
13)歌劇『魔笛』より 「せめて恋人か女房が」 モーツァルト
  ジョン・トール(グロッケンシュピール)
  アンドレアス・シュミット(バリトン独唱)
  ロジャー・ノリントン指揮 ロンドン・クラシカル・プレイヤーズ
14)モーツァルトの歌劇『魔笛』の主題による変奏曲 フェルナンド・ソル(1778 ?1839)
  ホセ・ミゲル・モレーノ(古典派時代のギター)
15)カプリッチョ ハ長調 KV395(300g)  モーツァルト
  ギィ・パンソン(タンゲンテンフリューゲル)
16)アダージョ ハ長調 KV356(617a)  モーツァルト
  デニス・ジェイムズ(グラスハーモニカ)
17)ピアノとホルンのためのソナタヘ長調 作品17 よりロンド ベートーヴェン
  クロード・モーリ(ナチュラルホルン)
  ギィ・パンソン(フォルテピアノ/トロンドリン製作、ライプツィヒ、1820 年頃)
18)歌劇『ユグノー教徒』より ワルツ ジャコモ・マイヤベーア(1791 ?1864)原曲
  パトリック・ドゥネッケル(フラジオレット)
19)歌劇『アルジェのイタリア女』より 序曲 ジョアキーノ・ロッシーニ(1792 ?1868)/ルグラン編
  ウィリアム・ヤン・ド・ヴィンヌ(ピッコロ)
  マルセル・ポンセール(オーボエ)
  エリック・ホープリッチ、ギィ・ヴァン・ワース(クラリネット)
  テュニス・ファン・デル・ズヴァルト、ラファエル・ヴェーセラー(ナチュラルホルン)
  マルク・ヴァロン、ジャン=ルイ・フィア(ファゴット)