紫野の歴史探訪ウォークラリー A |
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コース図の決まりごとを説明しておこう。コースは、曲がり角などを局所的に示したコマ図で示される。コマ図からコマ図の間は直進する。すなわち、右図のAからBに行くとき、図の○印の交差点はコマ図が示されるが、その他の交差点はコマ図がない。 1枚のコマ図では、方角に関係なく、現在地が●、進行方向が→で示されることになっている。 |
曲がる交差点(○印)のみコマ図がある |
あらかじめ質問が用意されている地点をチェックポイントと呼び、コマ図ではCPで示されている。ここを見つけたら質問シートの課題に答えよう。また、その場では質問が示されずにゴールに帰り着いてから質問が出るところもある。これを観察ゾーンとよび、ここではゾーン内にあるものなどをよく見ておいて、後の質問に備えなければならない。 さて、今回設定したコースでは、紫野に残る平安から安土桃山時代にかけての遺構をめぐる。本来のウォークラリーは所要時間も得点の要素となるのだが、今回はファミリーで楽しむことを目的としているので、時間を気にせずゆっくり歩いていただいて結構。途中で休んだり遊んだりするのもOK。スタートは北大路堀川交差点の南西かどとした。さあ、コース図と質問票を持って歩いてみよう。質問には子ども向きのものも大人向きのものもあるので、協力してとりくんでほしい。最後にはゆっくりと1日の汗を流していただけるだろう。 ★このコースのおすすめスポット 船 岡 山 |
紫野歴史探訪コース スタート:北大路堀川交差点南西かど | |||
神社 | 寺院・仏閣 | キリスト教会 | 交番・警察署 | 病院・診療所 | |||||||
塀・柵及び門 | 駐車場 | 石碑・石標 | バス停 | ||||||||
トイレ | 銭湯 | チェックポイント | 観察ゾーン | 階段 | |||||||
歩車道の分かれている道 | 歩車道の分かれていない道 | 車の通らない道(遊歩道など) |
質 問 票 | |||
CP 1 | 問 1 | ここは歌人として有名な男女2人の墓と伝えられています。このうち女性の墓は向かってどちら? | |
問 2 | ここに葬られている男性の和歌が百人一首に収録されています。それは次のうちどれ? ア わたの原 こぎいでて見れば 久方の 雲ゐにまがふ 沖つ白波 イ 世の中は つねにもがもな なぎさこぐ あまの小舟の 綱手かなしも ウ わたの原 八十島かけて こぎいでぬと 人には告げよ あまのつり舟 |
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CP 2 | 問 3 | 文徳天皇の皇子を祀ることから名付けられたこの神社の別名は? | |
問 4 | 玄武とは中国で考えられた北方の守護神のことですが、その姿は次のどれ? ア 亀に蛇がからんだ姿 イ 馬の体に竜の首を接いだ姿 ウ つのが1本である鹿の姿 |
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CP 3 | 問 5 | ここにある赤い大きな門の名前は?。 | |
問 6 | 天正19(1591)年、千 利休は豊臣秀吉から切腹を命ぜられられましたが、その理由と伝えられている、この門にまつわる事件とは? | ||
CP 4 | 問 7 | ここにあった井戸で産湯を使ったという武将の子供の時の名前は? | |
問 8 | この石碑は大正15年に建てられていますが、この前年に井戸が失われる原因となったできごとは何? | ||
CP 5 | 問 9 | 向かい合う2軒のあぶりもち屋さん、このうち「元祖正本家」を名乗っているのはどっち? | |
観察ゾーン | 神社の境内が観察ゾーンです。あとで問題が出ますから、よく観察しておきましょう。 | ||
CP 6 | 問10 | ここは中世には戦略の要地として2度にわたり陣がひかれました。この2つの戦役のあった年は? | |
CP 7 | 問11 | 右の写真の石は何? | |
問12 | この山は、平安京の造営に際して条坊を区画する基準になったと言われます。それを思い起こして、ここから見た景色を短歌または俳句に詠みなさい。 | ||
CP 8 | 問13 | この神社の名前の正しい読み方は? | |
問14 | この神社の祭神である武将が桶狭間の合戦に出陣するときに舞ったのは? | ||
観察ゾーンの問題 | 問15 | 境内にある、重さの感じ方で占う石の名は? | |
問16 | この神社で授与されるやすらい人形は、1体いくら? | ||
問17 | 拝殿の四面に奉納されていた提灯の数は? |
答 | |||||
問 1 | 向かって左 | 問 7 | 牛若丸 | 問13 | たけいさおじんじゃ |
問 2 | ウ | 問 8 | 土地区画整理事業の実施 | 問14 | 敦盛 |
問 3 | 惟喬社(これたかのやしろ) | 問 9 | 一文字屋(一文字屋和助、いち和) | 問15 | 阿呆賢(あほかし)さん |
問 4 | ア | 問10 | 応仁2(1468)年と永正8(1511)年 | 問16 | 300円 |
問 5 | 金毛閣(三門) | 問11 | 三角点(三等三角点船岡山) | 問17 | 62灯 |
問 6 | 門をくぐる秀吉が、楼上に利休の木像がおかれているのを知って立腹した | 問12 | 省略 |
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