百井キャンプ場から大原へ C |
35分 40分 40分 30分 20分 |
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百井キャンプ場(百井青少年村)は京都市が運営している青少年施設。ロッジや山の家での宿泊も可能だが、幕営ならば無料でしかも炊事用具なども貸していただける。最小限の施設があればキャンプはいくらでも楽しめることを実践しているキャンプ場。筆者も子どもが幼稚園から小学校の頃は何回かお世話になった。利用するには、事前に京都ユースホステル協会(TEL&FAX:075‐462‐2312)に申し込む。 キャンプ場からの帰り道には、大原に降りるコースをお勧めする。キャンプ場を出て右にとり10分余り進むと大原方面への分岐だ。車道から少し左に下るがすぐに登りになって尾根にとりつく。尾根の東側を尾根に沿って20分ほど進み、送電線の下をくぐれば、まもなく展 |
百井キャンプ場は幕営がお勧めだがロッ ジの宿泊室、キッチンを利用することもできる |
望台への分岐があり、次いで天ケ岳への分岐がある。最近、道標が整備されて、このあたりはたいへんわかりやすくなった。天ケ岳に寄るなら往復で15分程度見ておけばよい(山頂での休憩を含まず)。 ここから大原に向かっては緩やかな下りである。10分近く歩いて鞍部を過ぎたところに道標があるので、これに従って右にとり、こんどは尾根の西側を進む。すると 突然 コースが急な下り道に変わる。このまま谷に降りるのではないかと思う頃、道は尾根を忠実にたどっていることに気づく。歩き慣れないファミリーは、ここはあせることなくゆっくり時間をかけてほしい。道が再び尾根の西に回り込み、ようやく緩やかになったところで、しゃくなげ尾根・小出石方面との分岐に着く。ここまで来ると一安心。 ここから次の翠黛山岐れまでの区間は、ほとんど水平の歩きやすい道だ。杉林の中をさわやかな小径が通じている。午後の日差しが杉皮に赤く映えるのが美しい。30分ほどこのような風景を楽しんだところで視界が開け、静原川東又が眼下に見下ろせる。まもなく翠黛山方面との分岐である。 道標に従って大原・寂光院に向かうことにしよう。しばらく山道を降りると林道に出る。そのまま進んで野生動物を防ぐ柵を通り抜けると、そこが寂光院である。大勢の観光客があふれている。彼らに混じって20分ほど進めば大原バス停に着く。 |
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