氷室から舟山へ C |
90分 45分 45分 30分 |
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店内にはおくどさんや囲炉裏が設けられ、タイムスリップしたよう。400年あまりたつ田舎家はどこか懐かしく心安らぐものがある。冷たい風の吹くときなんかは、ここで暖かいものをいただくとほっとする。ひとしきり休憩して外に出ると、茶家の前には、京見峠の由来を記した案内板と大きな歌碑がある。実は、先ほどの京見峠のうんちくはここに書いてあったのだ。舟山への道は歌碑のすぐ横からおりる。急なのは始めだけで、すぐに緩やかな歩きやすい道になる。尾根の南麓を辿っていた道が北麓に移るとやがて六体の地蔵像が。まもなく、66番道標で分かれた林道と秋葉神社から上がってくる道とが出会う四つ辻に至る。さらに100mほど進むと左に分かれる道があるから、案内に従ってここを左にとると舟山山頂を経て火床に着く。 | |
昔のたたずまいを残す峠の茶屋 | |
火床からは京都市の北部が一目で見渡せる。お天気のいいときにはあたたかくて休憩にも適する。ここで時間調節して、適時に西賀茂車庫からバスに乗って帰ることとしよう。 最後に、66番道標から直接に四つ辻に至る道について記しておこう。66番道標から左に分かれて舗装のしていない林道をしばらく登ると二股に分かれるが、左の道は私道で平素は封鎖してあるので迷うことはない。それ以外は分岐らしい分岐もなく、緩やかに下りながら30分あまりで四つ辻に着く。静かで歩きやすい道であるが、子どもには単調に感じられるかもしれない。歌をうたいながら歩くとか、追跡ハイク(引率者が2名以上がいるとき、1名が先行して路上に置き石をするなどの痕跡を残しておき、後発した子どもたちがそれを見つけながら先行者を追う)の手法を取り入れたり、楽しく歩きたい。 京見峠茶家 京都市北区鷹峯堂ノ前町10 TEL 075-491-6710 土・日・祝日の10時から18時頃(日没)まで営業 京都バス雲ヶ畑岩屋橋ゆき (平成16年3月実施) 出町柳駅 平日(夏休み、年末・年始を除く) 7:25(市) 9:35 土曜・休日 8:10 10:40 (市)印は、市原行きに乗車の上、途中乗り換え(乗務員の指示に従ってください) ★このコースのおすすめスポット 氷室 舟 山 |
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