五十鈴古流晴美会のいけばな
 
    五十鈴古流晴美会のいけばなは「生花」「現代自由化」中心に進めております。
   「生花」天・地・人・三才の格を持ったいけばな構成により成り立っており、先代佐々木一完が考案した「五
  体の花型」
もこれに基づいております。当流は「五体の花型」を基本にして、葉物・草物の「生花」五重・三重・
  二重の重ね活け
三ッ寄せ・二ッ寄せの寄せ活け等を各自技術に合わせて教授しております。また、伝承生花
  ばかりでなく現代の風にあった生花の研究も日々行っております。
   「現代自由花」は基本である「盛花」を経て、自由な発想で創作致します。それに応じて花材を選び、躍動的
  且つ個性的ないけばなを生み出します。
  
   ◎抽象=(造形芸術に作りあげる)構成美
   ◎具象=(自然をより良く見せる)材料美     
   
     これら創作の上での内容表現に重を置いております。