はじめに 戦後別府湾が機械産業の発達により広い埋立地ができ、大きく変わってしまった。広大な干潟には貝掘りをして食卓をにぎわす数種の貝類が大量に生息していたが、今は少ない。約40年問県内.全域を回り2200種以上の貝類(軟体動物)が判明した。大分の県南では黒潮の影響でサンゴが豊富に生息しており鹿児島・沖縄の南方系の貝類が採集・確認されている。 採集海域について豊後水道は主に米水津・蒲江・尾浦漁港の底曳き漁で水深100m前後深島沖は蒲江小向漁港の刺し網漁で水深30-70m位、深島はスキューバ及び素潜りで潮上帯から水深20m位、大在・坂ノ市は埋め立て前の大干潟、7号埋め立てはサンドポンプで水深3-10m杜姫島はタコツボ漁及び素潜り採集佐賀関神崎は刺し網漁・タコツボ漁・ダイビング漁で水深10-20m位、佐賀関白が浜は素潜り採集で潮上帯から水深4m位、豊後高田市長崎鼻・国東市黒津崎・杵築市奈多海岸・美濃崎海岸は潮間帯の転石下、蒲江元猿は刺し網漁で水深75-85m位、元猿湾は素潜り採集で潮間帯から水深5m位を表す。蒲江屋形島沖ノ島は潮間帯及び打ち上げ採集 貝類の採集と同定(種名をつけること)は実に難しく、ここまでやれたのは多くの友人の協力とお知恵を受けたからで、自分ひとりの力ではない。厚く感謝の意を表します。
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著者略歴 演田保(はまだたもつ)
1937年 大分市生石港町生まれ
1955年 大分県立大分工業高等学校・電気通信科卒業
1998年 株式会社・大分放送定年退社
1999年 (財)大分県マリンカルチャーセンター・学芸指導員委嘱
(現在)日本貝類学会・九州貝類談話会・大分生物談話会在籍